ピアノを処分するには売却?譲る?色々な方法をまとめて紹介
自宅にあるもう使わなくなったピアノ、場所を取るので処分したいものの、自分たちで動かすことはとても大変ですね。そんなピアノの処分方法について、3つの方法があるのでそれぞれの概要を紹介しましょう。
最も多くの人が取る処分方法は売却です。文字通り、ピアノ買取の専門業者に査定を依頼し、現金をもらって引き取られます。
売却のメリットは何と言ってもお金に変わる点、大きな不用品を処分できて費用が抑えられ、さらにちょっとしたお小遣い稼ぎになるのは嬉しいですね。
そして買取業者の手に渡ったピアノの多くはその後も丁寧にメンテナンスされ中古品として販売されたり、または途上国へ寄付されたりします。
このように丁寧に扱ってもらえ、自分の手を離れた後でも使われ続けてもらえると罪悪感も少ないと感じられますね。長年使ってきて愛着が湧いている品を大切にしてもらえると、むしろありがたい気持ちにさえなります。
しかし査定を受けても、必ず値段がつくとは限りません。その理由は年数がかなり経っていたり、保存状態が良くないなどで、買取不可能になることがあるからです。
そんな時は、自分でもう一度メンテナンスして相場よりも大幅な格安でフリマアプリに出店する、または第三者に無料で譲るという方法があります。
フリマアプリで売るのも譲渡するのも、いずれもメンテナンスや搬出の費用はかかりますがほしい人に渡ります。以後もずっと大切にされるという点を考えたら、ピアノもその方が嬉しいかもしれません。
その他の方法には地方自治体での粗大ごみ回収と、不用品回収専門業者という方法があります。
注意すべき点は、自治体で収集できるピアノが電子ピアノなどに限られてしまう点、アップライトやグランドピアノは受け付けていない自治体が多いのが現状です。
その場合は止むを得ず不用品回収業者に依頼することになりますが、そこで気になるのが処分費用です。その平均相場は処分の基本費用で30,000円〜50,000円ほどとされ、業者に依る料金体系が大きくなっていきます。
さらに2階以上の上階や狭小な場所など、搬出環境によっては別途料金が追加されることも少なくありません。
ピアノを処分する方法には買取、譲渡、回収の3通りがあります。買取査定をして現金化できたら処分費用が大幅に抑えられますが、必ず値がつくわけではありません。
しかしその場合でも第三者に無料で譲ったり、粗大ごみや不用品回収業者を当たることができるので、よく考えて検討してみましょう。