かなり古いピアノは買い取ってくれないの?年代別の金額の違い
ピアノの買取価格を決める要因にはメーカーや型番があげられますが、製造年も大きな判断材料です。基本的に新しいピアノほど買取価格は高くなりますが、古いピアノでも買取可能なのかどうかについて調べてみました。
長年使用していないピアノを処分するにあたって、その処分方法の難しさに悩まれる方も多いです。ピアノは基本的に粗大ごみとして自治体で処分してもらうのが難しいことから、有料での処分を余儀なくされます。
有料の業者に依頼すると数万円ほど必要になるケースがほとんどで、処分するにあたっての経済的負担が大きい楽器です。
とはいえ意外と古いピアノであっても買取してもらえる場合があるため、処分を検討する前に買取を依頼してみるのも一つの手でしょう。
もちろん状態によっては買取不可の時もありますが、年代が古くても無料で引き取ってもらえることが多いです。アップライトとグランドピアノではグランドピアノの方が金額が高く、古い商品であっても買取価格が高い傾向にあります。
注意点としては電子ピアノですと製造してから5年以上経過すると、買取が難しくなってしまうことがほとんどです。
ピアノは経年劣化する楽器のため古くなればなるほど状態が悪くなりますので、それに伴い買取金額は安くなってしまいます。主な相場としてまずはグランドピアノの場合、平成以降の商品ですと20万円以上の金額になることが多いです。
昭和50年代から60年代頃のグランドピアノでは10万円程度、それ以前の商品の場合ですと数千円から数万円という価格帯になるでしょう。
アップライトピアノの場合にはグランドピアノよりも価格がぐっと下がり、それは新しいピアノでも古いものでも同様です。平成以降のモデルですと数万円から数十万円程度になり、メーカーや型番により差が生じます。
また昭和50年代から60年代のアップライトピアノですと、良くて15万円程度になりものによっては3万円程度になることも多いです。またそれ以前のアップライトピアノになりますと、数千円程度とほとんど値がつかなくなるのが実情です。
とはいえ処分業者に依頼するとお金を払って引き取ってもらうことになるという点を考えると、買取業者に依頼する方が得は大きいでしょう。
ピアノはグランドピアノであってもアップライトピアノでも、新しいピアノほど買取価格も高くなります。昭和50年以前のピアノですと数千円程度にしかならないことも多いですが、処分してしまうよりは安上がりになるでしょう。