ピアノは粗大ゴミに出すことは可能?粗大ごみの出し方について

ピアノは粗大ゴミに出すことは可能?粗大ごみの出し方について

ピアノは粗大ゴミに出すことは可能?粗大ごみの出し方について

 

残念ながら買取査定で値段が付かなかったピアノを処分する場合は、粗大ごみとして回収を依頼する手段もあります。

 

 

その方法には地方自治体が行う収集と、専門業者による不用品回収の2つの方法があります。それぞれの特徴と回収方法について、手続きのやり方や注意点を解説しましょう。

 

 

自治体の粗大ゴミに出す場合、注意すべき点は扱えるピアノの種類が限られていることです。受け付け可能なものは電子ピアノやエレクトーンなどに限られ、重量があるアップライトピアノやグランドピアノになると取り扱えない自治体がほとんどです。

 

 

また、電子ピアノ1つとって見ても、オルガンはOKでもピアノはNGなど、そのルールは地域ごとでかなり違います。自治体回収のメリットは処分費用が安い点ですが、その分色んな手間がかかります。

 

 

申し込み方法は、事前に住んでいる自治体の収集担当課に電話またはメールで連絡します。その際に、処分したいピアノの情報を伝え、収集の可否を確認しましょう。

 

ピアノは粗大ゴミに出すことは可能?粗大ごみの出し方について

 

収集が可能と判断されたら、収集の日時と場所を指定されます。それまでに粗大ごみ回収のシールをコンビニなどで購入し、当日、収集場所まで運び置いておきます。

 

 

一方、自治体で取り扱いのできない種類のアップライトピアノやグランドピアノについては、不用品回収業者に依頼することになります。業者に依頼する際には決める前に相見積もりと言って、複数の会社から見積もりを取るのが一般的です。

 

 

なぜなら民間企業では料金体系が業者に依る部分が大きいためです。見積もり時にはピアノの年式、状態、搬出環境についても詳細に伝えると、追加料金についても前もって把握できます。

 

 

このように、費用がかかる民間業者ですがメリットはあります。一番大きな点は搬出の手間がない点、自治体回収では運び出しを自分でしなければなりませんが、大半の業者では金額がかかる分大変な部分もやってくれます。

 

 

さらに、他にも不用品があればまとめて回収するような柔軟性があることです。引っ越しや遺品整理など、大量のものを廃棄する場合には一気に片付きますね。

 

 

ピアノの回収はその種類によって異なります。自治体収集には費用を安く抑えられる反面手間がかかり、民間業者では搬出の手間がない代わりに金額が高いという特徴があります。

 

 

また重量のあるピアノの場合は業者を使用せざるを得ないものもあるので、業者選択は複数の会社から慎重に決めていくのがおすすめされます。