買い取ってもらえないピアノはどんなピアノ?状態や傷の特徴
ご自宅に長い間眠っていたピアノは、果たして買い取ってもらえるのかどうか気になるのではないでしょうか?一体どんなピアノであれば買取可能なのか、その一方で買取不可のピアノはどのようなものなのか解説していきます。
昔からある使用していないピアノをいざ買取に出そうと思った時に、買取してもらえるかどうか疑問に感じるでしょう。傷や汚れなど気になる箇所があり状態が劣化してしまうと、買取してもらうのは難しいのではと最初から諦めてしまうかもしれません。
とはいえピアノの場合、処分するとなると費用がかさむケースが多いです。できることなら費用をかけることなく引き取ってもらいたいのなら、処分業者に依頼するよりも買取業者に声をかけてみた方がよいでしょう。
買取業者によっても具体的な基準はさまざまですから買取不可のピアノもあるものの、それでも無料で引き取りだけはしてくれるという場合もあります。ピアノの中の部品だけを活用する業者などもあるため、外見が汚れていても買取値がつくこともあるのです。
買い取ってもらえるピアノかどうかの基準の一つとして、製造年があげられます。年月が経過するほど劣化してしまうため、あまりにも古いピアノは買取が難しくなってきます。
目安としては昭和50年以前のピアノになりますと、業者によっては買取を断られる傾向が強いようです。傷や汚れに関しては日常生活の中で出来てしまった程度のものであればあまり気にする必要はありません。
著しくひどい汚れや傷で、激しい破損などが伴っている際には買取不可になります。またそもそもピアノの調律が出来ず、ピアノとしての機能を果たしていない場合なども買取は難しいようです。
もう一つポイントとしては、国内や海外の有名メーカー以外のマイナーなピアノの場合にも買取ができない可能性があります。
とはいえ実際のところ上述のように、部品の再利用をおこなっている業者などもあり、買取の基準も業者により異なります。ですから条件が厳しいピアノであっても買取してもらえる可能性もあるため、まずは聞いてみることが大事です。
ピアノは処分すると費用が発生するため、手放す場合にはなるべく買取の方向を模索したいものです。古いピアノやマイナーなメーカーのもの、他にもひどく状態が悪いピアノの場合には買取が難しくなってしまいます。
とはいえ業者次第にもなりますし実際のところ現物を見せてみないと買取の可否が分からないこともあります。そのため最初から買取を諦めるよりも、まずは多くの買取業者に声をかけ依頼してみる価値は大いにあるでしょう。