ピアノを買い取ってもらう前には調律はすべき?費用はかかるのか
ピアノの買取を実際におこなう前に、調律をしておくかどうかというのは悩むポイントでしょう。買取価格を少しでもアップさせるために、調律の有無は関係あるのかをご紹介します。
ピアノを買取してもらう際に、価格を決める材料にはいろんな要素があります。メーカーや型番、他にも製造年などは買取価格のベースを決める重要なポイントです。
ですがピアノの買取価格はそれだけで決まるわけではなく、ピアノ自体の状態も金額に影響を与えます。また買取業者によっては特定のメーカーや型番の買取を強化していることもあり、同じピアノであっても業者次第で金額は変わってくるのです。
さらには市場への流通具合なども金額を決めるポイントとなるため、ピアノを売る時期によっても買取金額が異なることがあります。
このようにピアノの買取価格はさまざまな条件から決まるわけですが、せっかく買い取ってもらうのであれば少しでも高い金額で買い取ってもらいたいでしょう。
とはいえピアノのメーカーや型番などは変えることができません。そのため買取金額をアップさせるために自分でできそうなことは、良い業者選びとピアノの状態の向上でしょう。
ピアノの状態がよければ、その分買取金額はアップするのは当然です。どちらかと言えばピアノの状態が悪ければ、それだけ金額が下がってしまうと言った方が正しいかもしれません。
ピアノの状態はさまざまな角度から見るわけですが、きちんと調律されているかというのもポイントでしょう。しかしながら調律に関しては、業者によるもののあまり重視しない業者の方が多いです。
これは買い取った後にメンテナンスとして調律は結局おこなわれるため、買取時の調律が正確かどうかはあまり大事ではないからです。
もちろん著しく調律の状態が悪い場合には買取金額は下がってしまうものの、そうでないのであればそこまで気にする必要はありません。調律を依頼するとなると一般的に1万円から2万円程度はかかります。
しっかりと調律をしたら、その金額分以上に買取金額がアップするかというとその可能性は低いです。ですからわざわざ調律を依頼するメリットはあまりなく、それよりも調律がこれ以上狂うことのないようにケアする方がよいでしょう。
ピアノの状態は買取金額に影響を与えるものの、調律に関してはそれほど金額に差が生じることは少ないです。調律師を呼んで直したとしても、買取金額が大幅にアップすることは期待できないため調律はしない方が無難かもしれません。