ピアノ専門の買取業者とは?特徴や利用する方法を紹介します
もう使わなくなったピアノがあって処分したい、そんな時はピアノを買い取ってもらうのが一番です。
しかし業者もたくさんあって、どこに依頼をするのがおすすめなのか分からない、そんな声もあります。ピアノの買取業者の特徴と利用方法についての情報を、分かりやすくまとめてみました。
現在、日本国内にはピアノの買取業者は600社ほどあるとされています。その特徴はメーカーや元メーカーによる運営、楽器販売店系統、そして運送会社のサービスといったように3つの種類に分類されます。
現在もピアノを製造している2大メーカーの他、かつてピアノを製造していた会社も27社ほどあります。元メーカーでは今では製造は行われておらず、メンテナンス業や買い取ったピアノをリサイクルし中古販売するといった業務を行っています。
メーカー系以外では、楽器の大手販売店でも買取サービスを取り扱っています。販売店でもまた、売却されたピアノを中古品として販売したり、途上国の学校に寄付するといった慈善事業に取り組むところもあります。
さらに最近では運送会社や引っ越し会社がサービスの1つとして行っているケースもあります。大掛かりな引っ越し作業の1つのメニューにあると、物の処分が一気に片付くというニーズに目を付けたものです。
買取業者を利用する方法は、まず査定依頼の予約をします。この時、初めから1つの業者に決めるのではなく、複数の業者で金額を出してもらうのが望ましいです。
そうすることで買取金額の相場をあらかじめ割り出されます。また、ピアノを動かすのは基本的に無料で済むことはないと考えたほうがいいです。ピアノは嵩もあり重量も大きく、搬出するためには一苦労です。
その場合、運送費や搬出費用が買取金額から差し引きされる場合もあるので、事前査定の段階できちんと確認しておきましょう。
特に搬出する場所が2階以上の階数や、極端に狭い場合は要注意、搬出時にクレーンや職人による手吊りを使うとその際に別途費用がかかります。クレーンや手吊りの費用相場は10,000〜30,000円程度とされ、この分が差し引きになることもあります。
ピアノの買取業者には、製造メーカー会社系、販売会社系、運送会社系と運営会社の特徴によって3つに分類されます。
それぞれの会社が自社の得意分野を活かした買取サービスを提供し、愛着あるピアノを再び誰かの手元に送ります。査定は必ず複数社に依頼して概算し、できるだけ出費の少ない方法で処分できるのがベストです。