古いピアノの鍵盤の黄ばみを取る方法はある?注意点も解説

古いピアノの鍵盤の黄ばみを取る方法はある?注意点も解説

古いピアノの鍵盤の黄ばみを取る方法はある?注意点も解説

 

ピアノを長年弾いていると気になってくるのが鍵盤の黄ばみです。鍵盤の黄ばみを取る方法はあるのか、またどんなことに注意してお手入れをしたらよいのか解説します。

 

 

ピアノの鍵盤は最初は真っ白な美しい状態ですが、使用しつづけていると次第に黄ばんでくることがあります。真っ白な鍵盤と見比べてみるとその差は明確で、明らかに美しさが劣ってしまう印象に変わります。

 

 

普段自分で使用している分には問題ないかもしれませんが、ピアノを売却したいときなどは特に気になるのではないでしょうか。

 

 

ピアノの買取価格はピアノの状態にも影響され、それは音の良し悪しだけではなく見た目の問題も加わります。鍵盤が黄ばんでいると印象が悪くなるため、買取価格への影響が心配でしょう。

 

 

そもそもピアノの鍵盤には黄ばみやすいものとそうでないものがあります。鍵盤の素材によって黄ばみ具合が変わることから、まずはそれを理解する必要があるのです。

 

 

素材の中でも特に黄ばみやすいのが象牙とセルロイドからできているもので、これらは手汗などを吸収しやすいです。そのためアクリルの鍵盤と比べると黄ばみが生じやすく、ある意味仕方ないことになります。

 

古いピアノの鍵盤の黄ばみを取る方法はある?注意点も解説

 

お手入れ方法としては、それぞれの鍵盤の素材に合わせたクリーナーが市販されていますのでそれを使用することです。きちんと素材に合ったものを使用しないと、傷ついたり音に影響が出るため注意が必要です。

 

 

また普段からピアノを弾く前には手を洗うようにするなど、予防をしておくことも大切になります。ホコリなどが付着した際には乾拭きをすることも、有効なお手入れ方法です。

 

 

正直これ以上のお手入れは素人には難しく、調律師などに黄ばみ取りをお願いするしか方法はありません。場合によっては鍵盤の張替えになりますが、金額は決して安くないため必要性をよく考える必要あるでしょう。

 

 

ピアノの買取金額が気になるかもしれませんが、査定金額のアップ以上に張替え費用の方がかかってしまうのは間違いありません。わざわざ鍵盤を張り替えたとしても金額的なメリットはほとんど見込めませんので、そのままの状態で売却に出した方がよいでしょう。

 

 

鍵盤の黄ばみを取る方法としては、楽器店などにある専用クリーナーにて拭き掃除をすることです。とはいえクリーナーを使用しても、黄ばみ具合によってはあまり効果が期待できない場合も多いです。

 

 

しかしながら素人にはそれ以上のお手入れはできないため、その点はあらかじめ踏まえておく必要があるでしょう。